ゴルフデビュー講座
「他人に迷惑をかけないこと」と「あるがままに打つ」
ゴルフの基本は
「他人に迷惑をかけないこと」 と 「あるがままに打つ」
ゴルフのルールやマナーは、一緒にプレーする人に対する思いやりや気配りが基本。
これが紳士・淑女のスポーツと言われる所以です。
そして、プレーに関しては「あるがままに打つ」が基本。
緑あふれる自然の中で、あるがままの状況にあるボールをあるがままに打ち、いかに攻めるかを楽しむゲームです。
さぁ、あなたも自然のフィールドを相手に遊ぶゴルフを始めませんか。
まずは練習場で基本をマスター
いくらゴルフが自然のフィールド相手のスポーツと言っても、いきなりのコースデビューはタブー。
一緒にまわるプレーヤーに迷惑をかけ、次からのお誘いはなくなることでしょう。
それに、自分自身もまったく楽しむことができません。
まずは練習場でゴルフの基本を身につけましょう。
手に合うグローブを持って、練習場へ
初めて練習場に行くのに、フルセットのゴルフクラブや専用のウエアを揃える必要はありません。
練習場には貸しクラブがあるので、最初は5~7番アイアンを1本借りれば十分。
まずはゴルフのスイングに慣れること。
基本のスイングも身に付いていないのにクラブを揃えてしまうと、そのクラブにスイングを合わせることになり、悪い癖のつく原因にもなりかねません。
また、服装も動きやすい服装であればOK。なお、グローブぐらいは揃えておくのが良いでしょう。
グローブは、手にピッタリと合うものか、少し小さめがおすすめです。
上級者やレッスンプロ、スクールを利用して正しいスイングを。
ゴルフは何より基本が大切。
上級者や練習場にいる専属のレッスンプロ、またスクールを利用して、正しいグリップやスイングを教わり、しっかり身につけましょう。
最初に基本がしっかりできていれば上達も早くなりますが、逆にここで悪い癖を付けてしまうと直すのが大変。
自己流は上達を妨げる遠回りにしかなりません。
基本を身につけ、あとは繰り返し練習することで体に覚え込ませることが大切。
ただし、知らず知らずに変化クセがつく場合があるので、時々はプロなどにチェックしてもらいましょう。
練習場でのマナーは?
練習場では、みんな基本をしっかり身につけようと真剣に練習しています。
友人と誘い合って出かけた場合など、練習よりもおしゃべりに夢中で大声で話したり、笑ったり、騒いだりするのはマナー違反。
まわりの状況を見て、常識のあるふるまいをしましょう。
ゴルフクラブの選び方
ゴルフクラブには、ボールを遠くに飛ばすための「ウッドクラブ」、ボールを狙った場所に落とすための「アイアン」、グリーンでボールを転がすための「パター」の3種類があります。
正式競技では1セット14本以内。
ただしビギナーの場合、フルセットを用意しても使いこなせない場合が多いので、とりあえず7本のハーフセットで慣れてからのほうがよいでしょう。
ゴルフ専門店には公認ゴルフ販売技能士という資格を持つプロがいるので、アドバイスを受けましょう。
- ウッドクラブ
- ヘッドの素材は、パーシモン(柿の木)、カーボン、メタル、チタンがあり、最近の人気はチタンやメタル。
構えたときに違和感のないものを選びましょう。
- アイアン
- 番号が大きいほど打ったボールは高く上がり、飛距離が短くなります。
打ちっ放しなどには5~7番アイアンが最適。
軽く振りやすいクラブがおすすめです。
- パター
- ジャストミートしやすく、方向のとりやすいパターを選ぶこと。
パッティングには微妙なタッチが要求されるので、数多くのパターに触れてピッタリくるものを選びましょう。
ゴルフグッズの選び方
- シューズ
- ゴルフは長い距離を歩くため、疲れない靴選びが大切。従来ゴルフシューズの主流となっていたのは、メタルスパイクタイプですが、メタルスパイクは足やヒザへの突き上げが強くて疲れやすく、さらに芝を傷めてしまいます。
そのため、使用不可のゴルフ場も増えています。
そこで今の主流となっているのは、不快な突き上げを解消しながら、しっかり足場を固定するスパイクレスやソフトスパイクタイプのシューズ。
歩きやすさとスイング時の安定を考えて、実際にその履き心地を確かめてから購入しましょう。
- バッグ
- カジュアルな軽量タイプが人気。
また、収納ポケットのチェックも忘れずに。
- ボール
- ボールは、適応ヘッドスピードで最大の性能を発揮するように作られているため、まずは自分のヘッドスピードに合ったボールを選ぶことが何より。
また、飛距離重視ならディスタンスタイプ、コントロール優先ならコントロールタイプを。
女性の場合は飛距離の出やすい柔らかな女性用を。
購入後は、自分のボールにあらかじめ目印を入れておけば、プレー中に他のプレーヤーのボールと間違える心配がありません。
いよいよコースデビュー!